Netflix「背筋がゾクッとする」韓国ドラマ5選!“1話で沼る”ゾンビ・呪い・絶望を描く残暑の一気見おすすめ
執筆者: エディター・ライター/相馬香織
残暑におすすめ「背筋がゾクッとする韓国ドラマ」②『キングダム』 (シーズン1、2)

韓国ドラマの“ゾンビもの”を語るなら、まず観ておきたいのがNetflixシリーズ『キングダム』。朝鮮王朝を舞台に、病に倒れた王をめぐる宮廷の陰謀と、人々を襲う謎の疫病が同時進行で描かれる「時代劇×ゾンビ」のサバイバルスリラーだ。次々と襲いかかってくる感染者の恐怖はもちろん、王座をめぐる権力争いや裏切りなど韓国時代劇ならではの重厚な人間ドラマなど、見どころが次々と訪れるので、まったく飽きることなく楽しめる。ホラー、アクション、政治サスペンスという異なるジャンルを見事に融合させた斬新さが世界中の視聴者を惹きつけ、韓国ゾンビドラマの代表作として人気を集めている。

主人公は、国を襲う疫病の謎を追いながら民を守るために立ち上がる世子イ・チャン。演じるのは、『宮 -Love in Palace-』『ハイエナ -弁護士たちの生存ゲーム-』など幅広い作品で存在感を放つチュ・ジフンだ。長身を生かした華のある佇まいは時代劇でも抜群で、追い詰められながら次第にリーダーとしてたくましくなっていくイ・チャンを熱演している。ゾンビとの迫力満点のアクションから、王族としての葛藤をにじませる繊細な表情まで、その振り幅にも驚かされる。

そして、疫病の正体を追う医女ソビを演じるのがペ・ドゥナ。『空気人形』をはじめ日本作品にも出演し、ハリウッドでも活躍してきた国際派俳優だが、飾らない自然体の演技と独特の存在感が魅力で、本作では恐怖に怯えるだけのヒロインではなく、自ら考え、行動しながら疫病の謎に迫っていく芯の強い女性を好演している。チュ・ジフン演じるイ・チャンとは異なる立場から物語の核心に迫っていく重要な存在だ。

シーズン1では、王の身に一体何が起きたのか、そして人々を怪物へと変えてしまう疫病の正体は何なのか――という謎を軸に物語が展開。静かな時代劇として始まったはずが、ゾンビの出現とともに一気にサバイバルへと変貌していくスピード感はとにかく圧巻!暗闇から大群が押し寄せてくる恐怖と、宮廷内で着々と進む陰謀。その二重の恐怖にハラハラが止まらない。

続くシーズン2では、感染がさらに拡大し、イ・チャンたちとゾンビの戦いも一段とスケールアップ! 同時に王宮をめぐる権力争いもクライマックスへと向かい、シーズン1で散りばめられた謎が次々とつながっていく爽快感が味わえる。誰を信じるべきなのかわからない緊迫した人間ドラマと、容赦なく迫ってくるゾンビの恐怖が重なり、最後まで目が離せない。
これだけ濃密な物語ながら、シーズン1、2ともに全6話という観やすさも話数の多い韓国ドラマの中においては嬉しいポイント。1話約40〜60分なので、週末にシーズンごと一気見するのにもちょうどいい。「時代劇は難しそう」「ゾンビものはちょっと苦手」という人にこそ、そのイメージを覆すジャンルミックスの面白さを体験してほしい一作。残暑の夜、背筋が凍るような恐怖と興奮を味わってみては?
<あらすじ>
王が病に倒れたといううわさが国を揺るがす中、大流行の兆しを見せる不気味な疫病。王宮に渦巻く悪しき陰謀と野心から民衆を救うため、世子は宿命の旅に出る。
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Netflixシリーズ『キングダム』シーズン1~2独占配信中
この記事を書いた人
映画配給会社を経て、出版社で企画立ち上げ、海外取材などを数々こなし編集長に就任。現在はベトナム・ハノイを拠点に、日本、韓国を飛び回りフリーランスの編集者として活動中。趣味はアクセサリー製作。インスタではベトナム情報をメインに発信中。
Instagram:@_kaori.soma
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お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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