「すべては破壊と再生」List::Xの異端児・Runa MiuraとTenjuがD.LEAGUEで掴んだ“光”とサカナクションから得たもの
執筆者: 音楽家・記者/小池直也
すべては人間性がカギ

――Dリーガー個人で注目している人は?
Runa:KADOKAWA DREAMSのKELOさん。どこまでが彼にとって人間の線引きなのかが、ぶっ飛んでる仲間として気になります。全裸でセッションしてみたいですね(笑)。
Tenju:FULLCAST RAISERZのリーダー・INFINITY TWIGGZは、同い年の友達なんです。リーグが始まったときは上位で、昨シーズンの最下位も味わってからの今期、チームとして波に乗ってるじゃないですか。彼がどうチームをまとめていくのかに注目しています。
――プライベートについても聞かせてください。ファッションのこだわりは?
Runa:昔は疎かったんですよね。服もダンスも人間性が出るじゃないですか。今は上はタイトで下は太いAラインが好きです。あとは挿し色も意識してますね。
Tenさんが僕のファッションの先生なんですよ。革靴の魅力を教えてくれたのもTenさん。あと今日のサングラスはROUND.3の賞金で買ったGUCCIのサングラスです。
Tenju:クリスマスイブ、男4人で横浜高島屋に足を踏み入れてしまったんですよ。たぶんRunaは自分自身を変えたと思うんです。だから中のGUCCIで「Runaはそろそろ自分に投資したほうがいいよ」とアドバイスしました。

Runa:先生に言われたら買うしかないじゃないですか(笑)。完全に乗せられましたけど、試着した瞬間からしっくり来てます。
Tenju:僕は自分の背丈やパーツを理解して、それに合うディテールを気にしてます。丈や幅とか。好みの質感としては、アメカジとファンキーの中間くらいが一番好きですね。カジュアルでもありつつ、きれいめな感じも入れたいなと。あとは色合い。昔は地味だったんですけどね。今日のポイントは「ALL MUST DANCE」で買った紫のコートです。
Runa:僕も買うものは、人間との繋がりを大事にしたいですね。今日のアウターもスタジオの鉄さんのところで買いましたし、インナーは僕を初めて遠征で呼んでくれたダンサーさんがやっている「麻中之蓬」っていうブランド。着る度に思い出しますね。「あそこで出たあの技」みたいに「あれに感動した、あの服」みたいなのをずっと纏いたい。
――最後に恋人にしてほしいファッションを教えてください。
Runa:挑戦してほしいですね。ずっとだと疲れてしまうので、たまにでいいんですけど刺激や栄養がほしい。男女の前に人間同士ですからね。「そのバッグどこの? 俺もそのエッセンスがほしい」みたいな、リスペクトし合える関係が理想です。
Tenju:自分自身が好きなものを好きなように着てるので、相手にも好きなものを着てほしいと思います。服にも人間性が出るから「自分の隣にいたら合わないだろうな」という人に恋をしないはずなので。

Profile/Tenju
TEAM[radio beacon]に所属し、クラシカルな90sヒップホップ・スタイルを基盤に、遊び心を加えた新しい解釈でダンスを展開。ソロではDANCE@LIVEなど多くのバトルシーンで輝かしい成績を残しており、Dance@live 2021および2022でファイナリスト、Tokyo Dance Delightでは特別賞を受賞している。近年は日本国内にとどまらず、海外のSHOWやワークショップ、ジャッジとしても活動し、精力的に活躍中。彼の繊細なボディーワークと独自のグルーヴで観る者を魅了し続け、アンダーグラウンドからメインストリームに至るまで、幅広いシーンでその存在感を示している。
Instagram:@tenju_gog
Profile/Runa Miura
CONTEMPORARYとHIPHOPが織り混ざった、一度見たら忘れられない強烈なバイブスと驚異の身体表現を魅せる表現者。創造の表現は見るものを幻想世界へ引きずり込む。サカナクション SAKANAQUARIUM 2025 “怪獣”メインダンサーや「2025fresh!?×UNION」優勝、「postdancism」優勝など、オーバーアンダーグラウンド問わず世界を巻き込んでいる
Instagram:@runa.miura.ss
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撮影=西村満
インタビュー&文=小池直也
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この記事を書いた人
音楽家/記者。1987年生まれのゆとり第1世代、山梨出身。明治大学文学部卒で日本近代文学を専攻していた。自らもサックスプレイヤーであることから、音楽を中心としたカルチャー全般の取材に携わる。最も得意とするのはジャズやヒップホップ、R&Bなどのブラックミュージック。00年代のファッション雑誌を愛読していたこともあり、そこに掲載されうる内容の取材はほぼ対応可能です。
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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