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【20歳差の師弟対談】QUANTS最年少・16歳のなっちを支える、Naotoの「論理的ダンス論」とカルティエの時計に込めた決意

執筆者: 音楽家・記者/小池直也

【20歳差の師弟対談】QUANTS最年少・16歳のなっちを支える、Naotoの「論理的ダンス論」とカルティエの時計に込めた決意

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プロダンスリーグ・D.LEAGUEに25-26シーズンから新規参戦した、M&A SOUKEN QUANTS。「アニメーション」という個性の強いジャンルを主軸に、リーグの中で独自の立ち位置を築こうとしている。その中心にいるのが、キャリアを積んだNAOTOと16歳の最年少メンバー・なっち。世代もバックグラウンドも大きく異なるふたりは、チームのなかで何を感じ、どんな覚悟で舞台に立っているのか。ふたりの言葉の端々からQUANTSの素顔が見えてきた。

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ふたりがチームに合流した背景

【20歳差の師弟対談】QUANTS最年少・16歳のなっちを支える、Naotoの「論理的ダンス論」とカルティエの時計に込めた決意

――まずは、お互いの印象を教えてください。

Naoto:なっちは16歳のときの僕より全然しっかりしてますね。ダンスに取り組む姿勢や人との会話の受け答え、礼儀も挨拶もできる、ハキハキしてて活発。若くて可愛くて、活発な女の子って印象です。あとはよく食べる。

なっち:Naotoさんは……すごい方です(笑)。作品作りのときも意見のレベルが格段に違うんです。頭の回転がとにかく早い。あとは優しい人。ちゃんとひとりひとりに向き合ってくれて、たくさん話してくれます。

――ダンス面ではいかがでしょう?

Naoto:もともと僕はジャンルで言うと、POPPINGやアニメーションを踊ってきました。でも、なっちはWaackもやるなかでアニメーションも出すタイプ。違うジャンルを吸収して、どこかオリジナルな空気を持っている。“華”があるんですよね。上手い下手とは別の存在感をステージで感じるんですよ。今後の成長も含め、楽しみなダンサーです。

なっち:私はジャズ系のダンスを最初に習い始めたんです。それで、当時の先生に「いろいろなジャンルを勉強したほうがいい」と言われて、ひと通りやった中で没頭できたのがアニメーションでした。Naotoさんはアニメーションなんだけど、自分のものとして確立されたダンスになっていて尊敬です。

――おふたりのチームへの加入経緯を教えていただけますか?

なっち:ディレクター・Da-Yoshiさんが主催するダンスチーム・TRIQSTARがずっと好きで、オーディション募集を聞いたときに「受けるしかない!」と。それからパパと相談して挑戦したら受かっちゃったんです(笑)。その日は嬉しすぎて朝5時まで寝られませんでした。

Naoto:僕はDa-YoshiさんとクリエイティブディレクターのGORIKINGさんから、電話で口説かれました。正直それまでD.LEAGUEに興味がなくて、一度だけ観戦した程度。でも、おふたりから片手間でなくチームに身を捧げて臨む覚悟が伝わったんです。そこに自分が必要であれば、やるしかないですよね。

【20歳差の師弟対談】QUANTS最年少・16歳のなっちを支える、Naotoの「論理的ダンス論」とカルティエの時計に込めた決意

――アニメーションをメインジャンルにしたチームは今までD.LEAGUEには存在しなかったわけですが、実際に参加してみていかがですか?

Naoto:シンクロはROUND.5までは負けなしでした。ただアニメーションはシルエットや形、ポージングの要素が強いので、動きながらステージを広く使うのが難しいんですよ。たくさん移動するよりも、中央に集まったほうがいい踊りを見せやすい。だから採点項目「コレオグラフ」のなかにある要素「ステージング」が毎回の課題です。

なっち:ウェーブだけでも、部位だけでもカッコよく見せられるのがアニメーションにしか出せない世界観なんですけどね。

Naoto:その場で不思議なことをやるダンスですからね。

――実際、リーグに参入してみてどうですか?

Naoto:本当に大変です。よく前シーズンまで2週間に1戦やってましたよね(笑)。観る側も大変じゃないですか。本当に信じられない。毎回「間に合わない……」と悲鳴を上げながら、ギリギリ完成する感じ。ようやくペースに慣れてきたところです。

なっち:見てる側のときは裏側がわかりませんでしたが、Dリーガーの大変さを実感してます。いきなりプロダンサーになったので、行動の責任も大きいですし……。学ぶことばかりです。

Naoto:今までチームで踊ることはありましたけど、それに会社やスポンサー、衣装さん、楽曲制作、メイクさんなど、たくさんの方が関わってるじゃないですか。それだけでも普通に踊るのとはわけが違いますね。Dリーガーとして踊ることの重み、それをなっちも感じているんだと思います。

この記事を書いた人

音楽家/記者。1987年生まれのゆとり第1世代、山梨出身。明治大学文学部卒で日本近代文学を専攻していた。自らもサックスプレイヤーであることから、音楽を中心としたカルチャー全般の取材に携わる。最も得意とするのはジャズやヒップホップ、R&Bなどのブラックミュージック。00年代のファッション雑誌を愛読していたこともあり、そこに掲載されうる内容の取材はほぼ対応可能です。

X:@naoyakoike

Website:https://smartmag.jp/

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