[Alexandros]川上洋平が「死」を意識して綴った2ndエッセイ『次幕』 40代を迎え、今こそ“自分をさらけ出す”理由
執筆者: ライター/黒川すい
最近のファッション事情は“モード×ストリート”
──「所有というより育成」のあたりも興味深かったんですが、楽器やインテリアをはじめ、物を選ぶときのこだわり・基準を改めて伺いたいです。
川上 例えば服でいうと、似合うかどうかが、購入のポイントになると思います。でも似合わないからと言って、買わないのはもったいないなと感じていて。だから僕は、まずは買っちゃいます。似合わないと思われても、着続けることでフィットすることって誰にでもあると思うんです。体型や雰囲気が服に合ってきたり、周りの人の目が段々慣れてきたり……。

川上 僕は「赤が似合わない」ってよく言われるんですけど、それがすごく悔しくて、色物をどんどん取り入れるようになりました。着続けていくと不思議なもので、みんなの目も馴染んでくるし、自分も着こなし方が分かってきたような気がします。服に限らず、好きだなと思ったらあんまり躊躇しないようにしています。選ぶとき直感が多いです。
──最近のファッション事情や、ご自身に馴染んできたアイテムがあれば教えてください。
川上 最近は自分の中でまたレザーが上がってきてます。ライダースなど、ちょっとおじさんっぽいものをアウターとして着て、そこにストリートのものを入れてバランスを取ることが多いです。あとは、2025年はOasisも復活したので、アディダスのジャージやトラックウェアを買いました。そこにアディダスのスニーカーを合わせず、ローファーを持ってきたり。カジュアルになりすぎないように、モードとストリートをミックスするスタイルで自分らしさを出しています。
──ちなみに2025年のベストバイは?
川上 The Rowのローファーかな。(The Rowのローファーって)とにかくメンズがなくて。ずっと女性ものしかないって言われ続けていたんですけど、遂にイギリスのハロッズにメンズの在庫が見つかったんです。1サイズ大きいんですが、すぐに買って取り寄せました。
この記事を書いた人
アパレル業界に勤めた後、フリーライターに。ファッションはもちろん、グルメ、エンタメ、お出かけ情報など幅広いジャンルの執筆経験あり。ウェブを中心に活動中。趣味はアートトイの収集や喫茶店巡り、読書。
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