大人気スティーブとロビンの名コンビや三角関係の行方はどうなる…?『ストレンジャー・シングス 5』明日配信スタート!ジョー、マヤ、ナタリア、チャーリーにインタビュー
執筆者: エディター・ライター/奥住 楓
ジョー「キャストや監督が長期撮影の支えになった」

シーズンを重ねるごとに変化する人間模様も『ストレンジャー・シングス』の魅力。シーズン1でカップルだったナンシーとスティーブは、ある事件をきっかけに破局。その後、シーズン2でナンシーとジョナサンが恋人同士に。一緒に過ごすうちにさらに絆を深めていき……と思いきや、シーズン4では離れ離れな時間が続き、微妙な関係に。さらにナンシーは、心を入れ替えて勇敢に行動するスティーブに心が揺れている様子。シーズン5ではこの三角関係がどう決着するのか、気になるところ。
──ファンに注目してほしいシーズン5のポイントを教えてください。
ジョー「これというのは思いつかないんだけど、僕たち……(笑)。こんな答え、ありえないよね。何も思いつかないなんて(笑)」
ナタリア「ジョーが言おうとしたのは、私たち全員が全身全霊を注いだ作品だということ」
マヤ「私たちの全身全霊に注目して欲しいってこと?(笑)」
ナタリア「そうじゃなくて、今シーズンは、みんなが本当に頑張ったってこと。どれも私たちが愛して、大事に築き上げてきたキャラクターたちばかりだから、見どころ満載よ。アクションもたっぷりあるし、人間関係もいろいろな展開があって、みんなに喜んでもらえるはず」
チャーリー「10年間取り組んできた作品で、その10年分の物語の集大成なんだ。そんな経験は滅多にできるものじゃない。どんな作品でも、それだけ長く続く作品とは滅多に巡り会えない」
マヤ「注目ポイントでしょ? セットが今回はとにかくすごいから!」
ナタリア「その通りね」
マヤ「しかも、今の時代、AIだったり、ポストプロダクションで作り込まれることが多い中、当然この作品も素晴らしい職人がポストプロダクションで活躍してくれているけど、セットを含む、プラクティカル・エフェクトが今作は本当に大掛かりだった!」
ジョー「その細部へのこだわりも桁違いだったね」
マヤ「例えば、スクリーン上で私たちがすごく広い空間にいるとき、実際にそれくらい広い空間で撮っているの! 私たちがこの世のものとは思えないような場所を歩いているシーンでも、そういう空間を実際に歩いて撮ったの。それくらい細部までこだわったセットにぜひ注目してもらいたいし、人間の手で作られた本物だってことを覚えておいてほしい」
──シーズン5の撮影において、もっとも印象に残っている瞬間を教えてください。
ジョー「ネタバレにならないようにしなきゃいけないから、答えるのが難しいんだけど、自分にとっては、いくつかあって。特にこの4人で一緒に撮ったシーンというのは、この先何度も振り返るであろう大切な瞬間になると思う。一つだけ選ぶのは難しいよ。素晴らしい思い出がたくさん詰まった作品だからね」
マヤ「内容が話せないから、答えるのが難しい」
ナタリア「たくさんあるし」
チャーリー「今シーズンに関して言えることは、役者として、唯一無二の経験をしたってことかな」
──シーズン5の撮影の中で、大変だったことはありますか?
ジョー「このシーズンは撮影に1年かかったから、長期にわたる撮影を耐え抜くことかな。キャストが多くて、いろんな物語が並行して進んでいるから、俳優陣は毎日撮影があるわけじゃないけど、スタッフは1年間、1日12時間、週6日、ずっと働きっぱなしで、このとてつもなく大掛かりな作品に取り組んでいるわけだ。複数の撮影チームもいて、同時進行でセットの組み立ても行われている。同時に14カ所のサウンドステージを使って撮影が行なわれたから、巨大な撮影現場だよ。だから、肉体的にそれを耐え抜いたっていうのもそうだし、集中力を切らすことなく、自分が演じるキャラクターが、そのときにどういう状況なのか、というのを常に頭の中に入れておくのも大変だった。キャスト同士が支えになってくれた。ダファー兄弟もそう。周りに頼れる人が多くいてくれてよかった。“このシーン、何をするんだっけ?”“どういう流れでこうなったんだっけ?”ってみんなで確認することがしょっちゅうあった」
ナタリア「そうやってエネルギーを保ってたのよね」
この記事を書いた人
メンズファッション誌の編集を経てフリーランスのエディター&ライターに。最近の趣味はアジア圏へふらっと旅行に行くこと、Bリーグ観戦、バレーボール。最近読んでよかった本は恩田陸さんの「spring」、観てよかったライブはタイラー・ザ・クリエイターでした!
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