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執筆者: ライター/本間 新
Stranger Things × Nike(ストレンジャー・シングス × ナイキ)の「ダンク ロー “ファントム/ミッドナイト ネイビー”」
SNKRDUNK 原宿店 スタッフ・タフケンさん「約6年ぶりとなる、ナイキとストレンジャー・シングスとのコラボレーションモデルです。クラックレザーやダーティな加工など、まるで映画のシーンからそのまま飛び出したような、リアルな風合いが魅力的ですね」

世界中で社会現象を巻き起こしたNetflixの大人気シリーズ『ストレンジャー・シングス』。その独特の世界観を見事にスニーカーへ落とし込んできた「ナイキ」とのコラボが、再び帰ってきます。2019年に登場した“Upside Down(裏側の世界)”シリーズは、どのモデルも即完売。ファンの間では“あれを超えるものはもう出ないのでは?”と言われるほどの完成度でした。しかし今回、その期待をさらに越えるかのように、新作として選ばれたベースはなんと「ダンク ロー」。スニーカーヘッズだけでなく、ドラマファンの心も動かす特別な一足となっています。


テーマはもちろん、作品の象徴である“裏側の世界”。新作のダンク ローは、まるで異世界から時間を超えて流れ着いたかのような雰囲気をまとっています。アッパーはファントムとミッドナイトネイビーの2色で構成され、表面には深いひび割れや色落ちが施されており、使い込まれた古い遺物のような味わいがあります。さらに、シミのついたシューレースや、くすんだミッドソールがその世界観をより強く引き立て、まるでスニーカー自体が“物語の一部”としてそこに存在しているように感じられます。

アッパーの最大の特徴は、人工的な加工ではなく、まるで長い時間と重力に耐えてきたかのような自然な劣化を再現していることです。ひび割れたレザーや、部分的に色が薄くなった素材は、見る角度によって表情が変わり、どこか不気味さすら感じさせます。これにより、ただのヴィンテージ加工とは違う“異世界感”がしっかりと演出されています。

シュータンとヒールには、逆さまになった「NIKE」ロゴが配置されています。この“意図的な違和感”が、作品ファンであれば一目でテーマを感じ取れる重要なサイン。普通なら正しく入るはずのロゴが上下逆転していることで、世界そのものがねじれた『ストレンジャー・シングス』独特の不安定感を表現しているのです。

シュータンの裏側には「STRANGER THINGS」ロゴ、そしてインソールには“アップサイド・ダウン”をイメージした特別なグラフィックが描かれています。靴を脱いだときにだけ見えるこのディテールは、まるで隠しメッセージのようで、ファンにはたまらない仕掛け。スニーカー全体が作品へのリスペクトにあふれており、どこを見ても“テーマがブレない”完成されたデザインに仕上がっています。
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この記事を書いた人
スニーカーとアメ車、CODを愛するエディター/ライター。年間約500足のスニーカーを取材し、約400本のスニーカー記事を執筆。
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お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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