グラビア界の大型新人・福井梨莉華、1st写真集『あいの道しるべ』発売!すっぴん&ランジェリー初挑戦、バリ島ロケで「過去一怒られた」意外な理由とは?初めてのすっぴん&ランジェリー姿も披露
執筆者: 音楽家・記者/小池直也
新しい感情「怒」と「哀」

――撮影期間は結構なサバイバルな感じだったと聞きました。
福井:撮影でお借りした山のなかにあるヴィラにメイクさんと2人で泊まったんですけど、お風呂に蛇とか野生の猫とかがいましたね。さすがに最初は怖かったです。でもすぐ慣れましたし、目の前に大自然が広がっていたので撮影に気合が入りました。
もともと自然が好きなんです。虫もこの1年で克服した気がします。『ヤンマガ』さんの撮影で蛭(ヒル)に嚙まれたりしたことも思い出。あれでもう全然大丈夫だなって。
――撮影現場はいかがでしたか?
福井:自然がきれいで、楽しくて楽しくて仕方がなかったです。特に滝。日差しが本当に素敵でした。あれはバリ島ならではの贅沢なロケーションだなと。
あとは「動物と一緒に撮りたい」とリクエストしたら、ラクダに乗せてもらえたんですよ。まさか海でラクダに乗れるなんて思っていなかったので、印象に残っています。歩くときの揺れ方がシュールで笑いが止まらなくなっちゃいました。そのおかげですごい笑顔のカットになってます。あとは野良犬に絡まれてビックリした顔もありますね。

――ハプニングなどはありませんでしたか?
福井:急にどしゃ降りになり、屋内でライティングを使った撮影になる場面がありました。でもそのカットも結果的によかったんですよ。そういうハプニングも活かした作品になっています。
――衣装もどれも素敵ですが、どのようにセレクトしましたか?
福井:たくさんの水着のなかから、カメラマンさんと編集さんが気になるものをピックアップしつつ、そのなかからロケーションに合う色味などを考えて決めていきました。お気に入りは先ほどの滝で撮ったときの紺のワンピースみたいな水着。スタイルもよく見えて好きですね。
ランジェリーにも初挑戦したんですけど、その場で仕上がりを見たら何も着ていないように見えて面白かったです。そのカットでは朝の自然体な私を写してほしかったので、すっぴんで臨みました。光がいい感じでドラマティックに撮ってもらえたなと思ってます。
――カメラマン・岡本武志さんとはどのようなコミュニケーションを?
福井:事前に「喜怒哀楽を意識して」とアドバイスをもらっていましたね。そのおかげか、今まで見たことのない挑発的だったり、怒っているような表情も撮ってもらえたのかなと。
――「喜」と「楽」はわかりやすいですが、「怒」や「哀」は何をイメージされたのでしょう。
福井:そのカットのときは雨が降っていたので、天気に向かって怒りをぶつけているのかもしれません。別に雨も好きなんですけど。
「哀」の表情は泣いているカット。夕景の撮影でしたね。人生で初めて表紙になった『ヤンマガ』2025年1月号も石垣島の夕景で撮ったんですけど、あのときも撮影中に泣いちゃったんですよ。そのときと同じチームでの撮影だったのもあり、当時を思い出して泣いちゃいましたね。哀しいというか感動かな。
この記事を書いた人
音楽家/記者。1987年生まれのゆとり第1世代、山梨出身。明治大学文学部卒で日本近代文学を専攻していた。自らもサックスプレイヤーであることから、音楽を中心としたカルチャー全般の取材に携わる。最も得意とするのはジャズやヒップホップ、R&Bなどのブラックミュージック。00年代のファッション雑誌を愛読していたこともあり、そこに掲載されうる内容の取材はほぼ対応可能です。
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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