今後のヒョンデは「常識破り」確定!? 音楽と遊びでクルマを魅せる「INSTEROID Night」で見えた未来戦略

執筆者: 自動車ジャーナリスト/西川昇吾

去る10月22日、ヒョンデモビリティジャパン株式会社が東京・Terada E Hallにて「INSTEROID Night by Hyundai」というイベントを開催

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去る10月22日、ヒョンデモビリティジャパン株式会社が東京・Terada E Hallにて「INSTEROID Night by Hyundai」というイベントを開催しました。世界王者ビートボクサーDJ SO-SOとDJ Ryotaが会場を盛り上げ、まるでクラブイベントのような雰囲気でしたが、メインはデザインコンセプトカー「INSTEROID(インスタロイド)」のお披露目です。

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クルマの発表会としては珍しいクラブのようなイベント

クルマの発表会としては珍しいクラブのようなイベント

今回日本初公開となったデザインコンセプトカー「INSTEROID(インスタロイド)」は、ヒョンデの電気自動車インスターをベースとしたコンセプトカーです。コンセプトカーとはその自動車メーカーが将来発売する製品やブランドとして取り組む方向性を示すクルマのことで、販売予定のクルマではありません。ただ、好評の声を受けてコンセプトカーをもとに市販車の企画が持ち上がることはあります。

今回のインスタロイドはデザインチームの「もしも(What if)?」という問いかけから生まれた“創造と遊びの実験車”

今回のインスタロイドはデザインチームの「もしも(What if)?」という問いかけから生まれた“創造と遊びの実験車”ということで、「デザインでいろいろと試して遊んでみたクルマ」といったところでしょうか。

そしてこのコンセプトカーのお披露目は、モーターショーや発表会といったこれまでの自動車の発表とは異なり、イベントと同時開催という大胆な取り組みが行われました。インスタロイドには各所に「ブースト」と呼ばれるキャラクターが散りばめられているのですが、「音楽で『ブースト』する夜」をテーマにスペシャルライブも実施したイベントとなったのです。

自動車メディア関係者だけでなく、ライフスタイル、カルチャー、テクノロジー分野のメディア・インフルエンサーが招かれており、これまでの自動車の発表会とは雰囲気が全く異なるイベントでした。

この記事を書いた人

老け顔が目印の若手自動車ジャーナリスト(1997年式)。WEB媒体から老舗自動車雑誌まで、あらゆるメディアで自動車に関する記事を執筆している。新車情報はもちろん、自動車に関するアイテムや文化、イベントの取材記事も手掛けるほか、車両紹介動画でMCを務めることも。自身でレースにも挑戦していて、運転技術の鍛錬も忘れない。「書けて、喋れて、走れる自動車ジャーナリスト」目指して奮闘中。

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