「ラブ トランジット3」ユリ×ゆうや本音対談!6年前、空港で泣きながら別れた2人が贈り合ったエールとは?【ネタバレあり】
執筆者: ライター/石野志帆
迷う彼に伝えた“喝”とエール
――ホカンス(ホテルでの共同生活)中のお2人のやりとりから、信頼関係があると感じました。ホカンス中はよく相談をしましたか?
ゆうや 僕のほうが結構相談をしていました。ユリは人の気持ちに気づいてくれる優しい人なんです。僕が本当に落ち込んでいたとき、部屋まで来てくれて「大丈夫?」と聞いてくれたり、ラウンジでも気にかけてくれたりしました。一緒に思い出デートへ行ったときは「本来のゆうや君の姿が正しく伝わらないのは、私もつらい」というようなことを言ってくれて。本当に僕のことを考えてくれているんだと感じました。自分を正してくれるような人は本当に少ないので、嬉しかったですね。
――ユリさんはゆうやさんを見ていて、もどかしさのようなものがあったのでしょうか?
ユリ 途中から彼がすごく悩んでいるなと感じました。本来は思いやりがあって人の気持ちも考えることができる本当に優しい人なんです。でも、自分でもはっきりできない気持ちの揺らぎがあって、それで誰かを傷つけることになったら、それはゆうや君らしくないな、と思っていました。
――ホカンスの後のバカンスでは、ゆうやさんを呼び出してハッキリ意見を伝えた姿が印象的でした。
ユリ 「何やってんのー?」「もっと自分のいいところあるじゃん!」と思っていたので(笑)。自信を失くしてどんどん悪い方向に考えている姿を見て、「もうちょっとしっかりして、いい形で終わらせてほしいな」「少しでも背中を押したい」と思いました。
ゆうや 僕はそれに友人としての愛を感じましたし、ユリの強さと優しさを改めて感じた瞬間でしたね。すごく悩んでいたタイミングだったので、僕もそこから変わることができました。その節はありがとうございます!
ユリ (笑)
ゆうや 実際、僕は自分のことしか考えていなかったと思うんですよね。僕の迷いが誰かを傷つけるということを考えられていませんでした。それをユリが言ってくれたことで、最終的に行動に移すことができて良かったです。
この記事を書いた人
TV局ディレクターや心理カウンセラーを経て、心を動かす発見を伝えるライター。趣味はリアリティーショー鑑賞や食べ歩き。海外在住経験から、はじめて食べる異国料理を口にすることが喜び。ソロ活好きが高じて、居合わせた人たちの雑談から社会のトレンドをキャッチしている。
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