「ラブ トランジット3」ユリ×ゆうや本音対談!6年前、空港で泣きながら別れた2人が贈り合ったエールとは?【ネタバレあり】
執筆者: ライター/石野志帆
Prime Videoで独占配信中の、元恋人たちの恋愛ドキュメント『ラブ トランジット』シーズン3。交際期間も別れの理由も異なる5組の元カップルが、約1カ月間ホテルでの“ホカンス生活”を共にし、それぞれの想いと向き合う姿を描きます。今回登場するのは、元恋人同士として参加したユリさんとゆうやさん。2人は恋愛関係に戻ることはなかったものの、お互いを支え、言葉を交わし合う時間のなかで信頼や優しさのかたちを見つめ直したそう。番組に参加することで変化していった心の機微、お互いに伝えたい人生のエールについて教えてもらいました。
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空港で泣きながら別れて6年後『1カ月休める?』
――『ラブ トランジット』シーズン3へはユリさんがゆうやさんを誘ったそうですね。
ユリ 過去シーズンを観ていたときに、一緒にいた友達が「ゆうや君と付き合っていたとき、すごくお似合いだと思った。2人で参加すればいいのに」と言ってくれたんです。30歳という節目の歳を迎えて、周りが結婚や出産をしてライフステージが変わっていくなかで「好きなことばかりやってきたけど、このままでいいのかな?」という焦りみたいなものを感じていました。そこで友達の言葉を思い出して、ゆうや君も同じように悩んでいるかもしれないと思い、お声がけしました。
ゆうや LINEで唐突に「1カ月ぐらい休める?」って聞かれたので「出稼ぎでもさせられるのかな」って思いました(笑)。ユリは恋愛リアリティ番組を観るようなタイプじゃないと思っていたので、参加したいという気持ちを聞いて驚きましたね。
――ゆうやさんはどんな思いで参加を決めましたか?
ゆうや ユリの「参加したい」という気持ちを、僕のせいで終わらせちゃうのは申し訳ないと思いましたし、僕自身としても、男女問わずいろんな人と生活することで学べることがたくさんあると思ったんです。不安がなかったわけではありませんが、「ユリと一緒に参加するなら大丈夫かな」という心強さもありました。
――ゆうやさんにとってユリさんはどんな方ですか?
ゆうや 付き合っていたときもそうですけど、落ち込んだら寄り添ってくれる本当に優しい人なんです。甘やかしてくれる優しさではなく、優しさのなかに強さがある人だと感じます。
――お別れしてから6年以上経っているとのことですが、初めて会ったときのことは覚えていますか?
ゆうや 付き合い始めたのが18歳のときで、出会ったきっかけは共通の友人の紹介でした。本当にかわいらしい人だなと思ったのを覚えています。
ユリ ゆうや君は第一印象は私のタイプではないと思ったんですが、すごく優しい人だなと感じたのは覚えています。
――お別れしたのは、ユリさんのオーストラリア留学が理由だったそうですね。
ユリ 遠距離恋愛はできないと思ったんです。遠距離で、お互い別の好きな人ができてしまってお別れするよりも、綺麗な形で終わらせたほうがいいのではないかと思い、話し合って決断しました。
ゆうや 留学に出発する日、僕がユリを空港まで送って、2人で泣いたよね。
ユリ 「バイバイ」って言いながら泣いてたね。行きの車でも「わーっ」と泣いたのを覚えてる。
――未練は残らなかったですか?
ゆうや 「寂しい」という気持ちはありましたけど、ユリの決断を尊重したいという前向きな気持ちのほうが強かったですね。
――『ラブ トランジット』が久々の再会となったのでしょうか?
ユリ 年に1回くらいは一緒にごはんを食べに行ったり、「誕生日おめでとう」とLINEしたりする関係でした。
――別れてからも仲が良かったんですね。『ラブ トランジット』に参加したことで、ヨリを戻したいという気持ちにならなかったですか?
ユリ はい!
ゆうや 即答だね(笑)!
ユリ あった?
ゆうや いや、ないけど……(笑)。
ユリ 「復縁はないんだろうな」と分かっていたからこそ、私もゆうや君も新しい恋に向かっていけたんだと思います。
この記事を書いた人
TV局ディレクターや心理カウンセラーを経て、心を動かす発見を伝えるライター。趣味はリアリティーショー鑑賞や食べ歩き。海外在住経験から、はじめて食べる異国料理を口にすることが喜び。ソロ活好きが高じて、居合わせた人たちの雑談から社会のトレンドをキャッチしている。
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