「ラブ トランジット3」男性メンバー5人の本音トーク “事件”の真相、モテる男の裏側…ホカンスの裏側を語る!【ネタバレあり】
執筆者: ライター/石野志帆
手紙で知った真実、モテる男の裏側、そして学んだ「言葉の力」
――初日の顔合わせで、Xからの手紙をそれぞれが読み上げるシーンでは、ユウマさんのXから「破局することになったある事件」というフレーズが出て、第1話のハイライトになりました。
ユウマ 僕はその手紙を読みながら、いかに表情を崩さずに平静を装えるかに集中していました(苦笑)。Xと事前にカフェで再会したときには、「ちゃんとホカンスで向き合って話しましょう」という話をしたつもりだったのですが、いざ手紙を読むと「ピリオドを打ちに来ました」というのと、僕と別れてからの期間に「彼氏ができていない」というのが書かれていて……。
――手紙で初めて知ったことがあったのですね。
ユウマ 別れてからちゃんと恋愛ができていなかったということは知りませんでした。過去を振り返っても僕が彼女の気持ちを十分考えられていなくて、自分の気持ちが優先だったというところがあったと思います。彼女の気持ちを改めて深く知ることができた手紙をもらったと感じました。
ひろき この手紙で本当にガラッと空気が変わって、いったん目配せしながら「この後、どうする……?」みたいになったのは覚えている(笑)。
ゆうや “事件”って、どんなことを起こしたんだろう……って。
ヒロ 僕はシンプルに、ユウマのXって手紙の書き方が上手だなって思った。
全員 (笑)
ヒロ みんなが一斉に夢中になるぐらいの文章構成だったからね。そっちに惹きつけられた。
イッセイ 確かにみんな、ユウマのXの手紙に一瞬で惹きつけられたからね(笑)。
――第3話では、女性メンバーの想いの矢印が一斉にヒロさんに向けられたように見えた期間がありました。その状況をヒロさんご自身は認識していましたか?
ヒロ 正直、そんなにモテているという認識はなかったです。
イッセイ 僕はわかっていました。たぶん他のみんなもわかっていたんじゃないかなぁ。
ゆうや でも納得だった。「カッコいいからな~」って。
イッセイ ヒロを見て、「これはモテるよな~」って納得していたところはあったね。
ヒロ 納得しちゃダメでしょ、そこは(笑)!
全員 (笑)
――誰かがモテ始めているのを見ると、他のみなさんは焦りを感じたのではないですか?
ひろき 僕は気になっていた子がずっと「ヒロを気になっている」と言っているのを聞いていました。ただ、ヒロはヒロでまだ自分の気持ちに向き合っているところだと思っていたので、変な焦りはなかったです。
ユウマ 僕も焦りという感情よりは「ヒロはヒロで大変なんだろうな」と思っていたので、その状況についてはあえて本人の前では触れないようにしていました。
――「ラブ トランジット」に参加して一番変わったところを教えて下さい。
ヒロ 僕は、結構思ったことをすぐに言ってしまうタイプなので、それが良くない場合もあるなと痛感しました。枕言葉なしにストレートに言ってしまうと、相手を振り回してしまうこともあるので言葉は選ぶべきだと改めて思いました。
イッセイ 僕もヒロと似ているかな。特に恋愛相手と一緒にいるときは、良くも悪くもつい感情的になってしまうことがあったと気づかされました。思いを言葉にして伝えたり、落ち着いているときに自分の中で整理をつけてまとめて話したりするようにしようと思ったことが、一番の変化だなと思っています。
ひろき 自分の思いをしっかりと言葉にしなければ、ただただ時間だけが経っていってしまうんだ、ということを痛感しました。ホカンスに参加する前は「自分の思いを伝える前に、相手の出方を気にしてしまう」という部分があったと思うんです。でも「躊躇(ちゅうちょ)している場合じゃない!」というのが今回の大きな気づきですね。
ゆうや 男性って思っていても言わないという人が結構多いのかなって思っているんですが、僕自身も言葉の大切さに気づいたことが一番の大きな変化です。
ユウマ 僕もホカンスに参加して、自分の気持ちは伝えない限りは誰にも見えてないんだなと改めて気づきました。相手とかみ合わなかったりすれ違いが起こってしまったりしないように、自分から積極的に気持ちを表現していけるようになれたかなと思っています。
(了)
この記事を書いた人
TV局ディレクターや心理カウンセラーを経て、心を動かす発見を伝えるライター。趣味はリアリティーショー鑑賞や食べ歩き。海外在住経験から、はじめて食べる異国料理を口にすることが喜び。ソロ活好きが高じて、居合わせた人たちの雑談から社会のトレンドをキャッチしている。
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
この記事をシェアする
この記事のタグ