「冷やし中華、終わっていませんでした。」 9月の残暑を乗り越える秘策!冷やし中華の常識を変える“上海・二郎・王道”の三つ巴麺対決
執筆者: ライター/石井亮仁
夏本番の8月が過ぎ去った9月。暦の上では秋でもまだまだ暑さが残り、じっとりと汗をかきながら過ごす日々が続きます。この残暑を乗り越えるために何をすればいいのか。そうめん、ガリガリ君などの“夏の風物詩”を食べるのも一つの策ですが、街を歩いているときにふと目に涼やかな文字が目に入りました。
「冷やし中華」
「冷やし中華ってお昼に食べるにはいいけど、夜に食べる感じじゃないよね」、「意外と冷やし中華を食べようと思って出かけることないかも」……冷やし中華に関して、いろいろな意見が飛び交うことは間違いないと思います。
しかし、気づいてしまいました。自分たちが想像する「冷やし中華」は冷やし中華のほんの一部でしかないと。そこで、歴史的猛暑が続き元気が出ない人や、普通の冷やし中華では物足りない人におすすめしたい「三竦(さんすく)み」を紹介します。
冷やし中華の元祖と呼ばれる「上海冷麵」、あっさりの常識を変えた「二郎」、そして「王道」。この三つから、9月の残暑を乗り切るためのヒントにしてください。
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【上海冷麵】果たしてこれは“元祖”なのか?
冷やし中華の起源は、実は多くの説があります。その中でも有名なのは、1937年に仙台「龍亭」の初代店主・四倉義雄さんが考案した「凉拌麺(りょうばんめん)」が今の冷やし中華の原型になったという説。
つまり、冷やし中華は涼拌麺から着想を得て日本流の味付けに昇華されたものです。
では、本場中国の冷やし中華はどうなのでしょう。それが、「上海冷麵」というもので、冷やし中華とは全く違うものでした。
冷やし中華は醤油がベースのさっぱりしたタレで、上海冷麺はゴマをベースとした濃厚でクリーミーなタレ。
この本場の味を実際に楽しめるお店に足を運んでみました。
JR中央線・総武線/東京メトロ丸ノ内線・南北線「四ツ谷駅」から徒歩4分の場所に位置する「支那そば こうや」で上海冷麵が食べられると聞いて実際に足を運んでみました。
実際に目にするとやはりパンチのある見た目で、まさに残暑をパワーで押し切れる雰囲気をまとっています。
具材はキュウリ、チャーシュー、きくらげ、ネギが載っています。
ゴマの風味だけでなく、奥には唐辛子の辛味もあり、パンチのある味つけです。上に乗ったネギのおかげでさっぱり食べられるので、夏にもピッタリな麺です。
【ジャッジ】
さっぱり度:★★☆☆☆
濃厚パンチ力:★★★★★
「俺、中華知ってるんで」感:★★★★★
食べログ▶https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130902/13000840/
この記事を書いた人
神奈川県藤沢市出身。不動産売買仲介業に従事した後、中途でアンティルに入社。toBからtoCまで幅広くPRを担当。趣味はバスケとバドミントン、映画鑑賞など。湘南生まれながら、サーフィンなどは全くの未経験。最近はK-POP、アニメ、マンガなどのエンタメにドはまり中。推しはTWICEのジヒョとBTSのジョングク。
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