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松井珠理奈、ランジェリー×濡れた街並みで見せた“28歳の色香”にファン熱狂!2nd写真集『アイヲシル』に込めた想いを語る

執筆者: ライター/石野志帆

“芸能人じゃない自分”を取り戻した休養の日々

2nd写真集『アイヲシル』を発売した松井珠理奈 さん

――SKE48卒業後、翌年から長めの休養期間に入られました。どんなふうに過ごしていたのでしょうか?

松井 まずは、SNSを完全にやめて、自分のためにご飯をつくったり食べたりする普通の生活を積み重ねていきました。でも家に閉じこもってばかりいたらしんどくなっちゃうと思ったので、愛犬の散歩から徐々に外出し始めて、連絡先を知っていた小中学校の同級生に連絡を取り始めました。

――同級生に連絡しようと思ったのはなぜですか?

松井 休んだ理由の一つに「一旦“芸能界の松井珠理奈”をやめたい」「まっさらな状態に戻りたい」という思いがあったんです。自分のことを“芸能人として見ない人”と会いたくて。そう考えると家族か同級生しかいないなと思ったんです。「おう!松井じゃん」って、当時のまま接してくれるのが嬉しくて、すごく楽でしたね。結婚して家族を持っている人も多くて、みんなの子供たちと一緒におうちカラオケしたりお庭で花火したりして遊んで、青春を取り戻せた感じがして癒されました。

――友人と会うこと以外にはどんなことを?

松井 とにかく健康なことをしようと決めて、ヨモギ蒸しやサウナで体を温めたり、ハーブティーを飲んだり、いろんなことをしました。これらは今も続けています。おかげですごく調子がいいですし、気持ちも穏やかになっています。それまでは、寝る前にアイデアが湧きすぎたりネガティブなことを考えてしまったりして寝つきが悪かったんですが、今ではすぐに眠れるようになりました。

松井珠理奈2nd写真集『アイヲシル』

松井珠理奈2nd写真集『アイヲシル』より

――休養期間を経て、復帰への一番の後押しは何でしたか?

松井 一番大きかったのが、ファンクラブのグループチャットですね。活動休止中もずっと登録してくれて、みんなが毎日のようにコメントをくれていたんです。「いつでも待ってるよ」「気が済むまで休んでね」「珠理奈がいないとダメです」といった言葉を見て、「こんなに離れていても、待っていてくれて応援してくれる人がいるんだ」と思ったら「もう一度元気な姿を見せたいな」という気持ちになりました。

――特に嬉しかった言葉を教えてください。

松井 「そのままでいいよ」「いてくれればいいよ」というコメントがめちゃくちゃ嬉しかったです。アイドル時代は、ファンの方から求められることが多いと感じていました。できるだけ「期待に応えなきゃ」という思いがあったので……。

――その分、そうした反応が意外だった、と。

松井 そうですね。「えっ、そうだったんだ!」「もっと早く言ってほしかった」と思いました(笑)。でも休養期間があったことで、「もはや存在してくれればいい」という、私へのハードルが下がったのかもしれないなと感じましたね。ありがたかったです。

この記事を書いた人

TV局ディレクターや心理カウンセラーを経て、心を動かす発見を伝えるライター。趣味はリアリティーショー鑑賞や食べ歩き。海外在住経験から、はじめて食べる異国料理を口にすることが喜び。ソロ活好きが高じて、居合わせた人たちの雑談から社会のトレンドをキャッチしている。

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