松井珠理奈、ランジェリー×濡れた街並みで見せた“28歳の色香”にファン熱狂!2nd写真集『アイヲシル』に込めた想いを語る
執筆者: ライター/石野志帆
10年ぶりとなる2nd写真集『アイヲシル』を9月9日に発売した松井珠理奈さん。地元・東海3県を舞台に、リラックスした自然体の笑顔から大人の色香漂うランジェリー姿まで、28歳の今を余すことなく収めた一冊になっている。“芸能人ではない自分”を取り戻した休養の日々や、日常のささやかな出来事に幸せを感じるようになったという内面の変化を経て、“これが最後”という気持ちで挑んだ写真集に込めた想いとは――。
目次
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地元・東海3県で撮影 里帰り気分の笑顔
――写真集のタイトル『アイヲシル』に込められた思いをお聞かせください。
松井珠理奈(以下、松井) タイトル中の“愛”には2つの意味が込められていて、ひとつは「これまでにファンのみなさんからいただいた愛」、もうひとつは「自分自身に向ける愛」です。SKE48を卒業して休養していた期間に、初めて自分としっかり向き合う時間ができました。そのときに「心の声を聞いてあげて、自分をもっと大切にしたい」と思えたんです。その気づきが、今回のタイトルに直結しています。あとは、なかなかみなさん気づいてくれないんですけど、「愛を知る」って漢字で書くと「愛知」なんですよ(笑)!生まれたのが愛知ですし、今回の撮影は全て東海地方でしたので、故郷への思いも込められています。
松井珠理奈2nd写真集『アイヲシル』より
――10年ぶりの写真集です。初写真集の出版時に18歳だった当時と比べて、今回はどんな松井さんを出したかったですか?
松井 最近の私は「自然体でいる」ということがテーマなんです。グループにいるときは“引っ張っていく立場”を任せていただいたことが多かったので、「強くいなきゃ」「大人に見せなきゃ」というプレッシャーを常に背負っていました。甘えるのが好きというのが本来の姿なのに、そういうところを「出してはいけない」と押し殺していたんです。休養中に“ただの松井珠理奈”に戻ったときに「そういう部分、無理してたかも……」と気づいて、肩の荷が下りました。だからこそ今回は、リラックスしたありのままを見せたかったですね。
――今回の撮影は、スタッフさんも地元出身の方々が多かったと伺いました。
松井 そうなんです!「できるだけ東海地方出身の方がいいです」「みんなで里帰りした感じでやってみたいです」とお願いしたら、本当に集まってくださって。「地元の仲間だ!」みたいな感覚でめちゃめちゃ安心できました。撮影の合間には、みんなでワードウルフで遊んだりもして、本当に楽しく撮影させていただいたので、自然な笑顔がたくさん収められていると思います。
松井珠理奈2nd写真集『アイヲシル』より
――撮影地にも特別なこだわりがあったそうですね。
松井 愛知と三重で撮影することは決まっていたんですが、“東海3県”と言われる岐阜がないのが寂しいと思ったんです。私はサウナが好きでよく岐阜のお風呂屋さんにも足を運んでいますし、もともとゆかりのある場所なので「絶対に岐阜は入れたい!」ってお願いしました。スケジュール的に難しいと言われたんですが「なんとかなりませんか」と頼み込んで(笑)。結果、郡上八幡での撮影を叶えていただきました。海外のファンの方もいらっしゃるので、和服姿も入れたいなと思っていたので、浴衣姿が合う場所で撮影できて嬉しかったです。
この記事を書いた人
TV局ディレクターや心理カウンセラーを経て、心を動かす発見を伝えるライター。趣味はリアリティーショー鑑賞や食べ歩き。海外在住経験から、はじめて食べる異国料理を口にすることが喜び。ソロ活好きが高じて、居合わせた人たちの雑談から社会のトレンドをキャッチしている。
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