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「ゴマキ、デビュー25周年」後藤真希が語る“モー娘。と今”──新アルバム『COLLECTION』に込めた想い

執筆者: ライター・エディター/佐藤玲美

デビュー前に夢見ていた歌って踊れる歌手を続けていきたい

後藤真希は2024年のデビュー25周年の集大成として、今年の10月にニューアルバム『COLLECTION』を発表

――これから30周年、40周年へとまた重ねていくわけですが、今後の展望は?

後藤「25周年のスタートの頃は、小林幸子さんみたいに頑張ろうって思っていたんです。ちょうどその頃に、芸能生活60周年を迎えて100枚目のシングルとして『オシャンティ・マイティガール』というオシャンティな曲をリリースされていたので、幸子さんが今でもこんなにぶっ飛んだ楽曲を歌っていらっしゃるのだから、私もまだまだ頑張らねばと思ったんです。

ただ、以前から鈴木亜美ちゃんとかに“40代になるとマジで体が一気に変わる”ということを言われていたんですが、それを最近すごく実感するんです(笑)。私も9月で40歳になるので、一度ダメージを受けると、全く元に戻らないみたいな感覚があって。でも、9月からはファンミーティングやライブなどイベントが目白押しなんですよね。今、セトリ(セットリスト)を組んでいるのですが、まだやっていないのに、それを見るだけで疲れてしまって(笑)。イベントが終わったら、いつ私は回復するんだろうと今から思っているのですが、私の歌って踊る姿を楽しみにしてくださっているファンのみなさんがいらっしゃるので、私はきっと今後もブツブツ、ヒーコラ言いながら歌って踊っていくのだと思います」

――改めて40歳と聞くと、びっくりですが、ご自身の中での40歳のイメージってありましたか?

後藤「私の母が40代だった頃は、その年代の方って“お母ちゃん”みたいなイメージがありました。昔に比べると、今ってみんな若いですよね。コスメやスキンケア、美容皮膚科の技術なんかも進化していますからね。なので、まだまだこれからだなって思います」

――今後、やってみたいことは?

後藤「自分が好きなものを続けられたらいいなと思います。好きなことを続けるって結構大変。デビュー前、オーディションを受けたときに“歌って踊れる歌手になりたい”と思ったんです。その気持ちからスタートしたけど、やっぱりやり続けているとしんどいこととかもたくさんあるんですよね。でもなんだかんだで楽曲を制作したりレコーディングしたりしている時間を楽しんでいる私もいるので、やっぱり“歌って踊る”ことが好きなんだなと。あとは、美容も好きでいろいろ手がけているので、そちらも追求しつつ、何か結果が残せたらいいなと思っています」

――まだまだ暑い毎日が続きますが、この秋のファッション計画は?

後藤「インスタなどでは秋を先取りした私服もアップしているのですが、ジャケットに注目しています。今までは自分の私服にあまり取り入れてこなかったのですが、今年は着てみようかなと思ったりしています」

――美容番長の後藤真希さんにこの時期の夏バテ肌に効く美容法をsmart男子たちに伝授していただきたいです。

後藤「毎朝、鮭を食べて、と言いたい(笑)。夏バテにももちろんいいし、お肌にもいい。特にメンズは、筋肉も衣装だと思うのですが、筋肉にもいいんです。朝摂る方が効果が高いそうなので、毎朝、鮭を食べていただきたい」

――ちなみに鮭の皮って食べられます?

後藤「できれば栄養価も高いので食べたほうがいいんだけど、私は無理です(笑)」

――2025年も後半戦に入って参りました。25周年も一区切りつきますが、今年中にやっておきたいことは?

後藤「私たちのお仕事だと、すでに来年のスケジュールが入ってくる頃なんですね。なので、来年またいい報告ができるように今年中にいろいろ準備を進めたいなと思います」

――プライベートでは?

後藤「鮭もそうですが、アンチエイジングとか体力作りとかも今、頑張っている最中。あとは、私は家で何かをやるのが好きなんです。体作りとかも、家でやっているので、私のアクティブな姿を外で見ることはないと思います(笑)。私にとってはおうち時間が、仕事のモチベーションアップに役立ったり、プライベートでのいろいろな挑戦につながっているので。ただ毎年のように“ジムに通いたい”と言っているんですが、“通う”とは言ってないので、いつまで経っても通えないんです」

――“通う”と言い切っていないということですね。

後藤「有言実行タイプなので、言い切ったことは必ずやり遂げるんですけど、できなさそうなことは、言い切らないように言葉を選んでいます(笑)。家の中でも体は動かしているのですが、本格的なトレーニングはやはりジムに行かないとなとは思っていて。あとは、スイミングに通いたいなと思って、水着まで買ったんですけどね」

――ぜひ、また写真集を出していただいて水着姿を拝見したいです。

後藤「私自身、いつまでも水着が着られる体型を維持したいとは常に思っています。ただ、この前に写真集を作ったときは全くトレーニングをせずに撮影してしまったことが心残り。その時は“撮影しよう”“OK”みたいなノリで決まってしまったので(笑)。なので、写真集のために衣裳の打ち合わせをしたときに初めて“写真集って体を出すじゃん”って気が付いたんです。なので、写真集を出したときの取材でみなさんに“どんなトレーニングをしたんですか?”って聞かれたんですけど、少ししか答えられなくて(笑)。その経験も踏まえて、常に体型は維持しておきたいなと思うようになりました」

――次の写真集も楽しみにしつつ。最後にsmart男子たちにメッセージをいただいて終わりたいと思います。

後藤「smartはファッション誌ということで、みなさんファッションが大好きだと思うのですが、おしゃれって服が似合う体型であることも大切だと思います。私もいつでも水着が着れる体型を目指すので、みなさんもTシャツ+デニムでおしゃれに見えるような体を作るところからやっていただきたいなと思います。特に秋冬は、洋服を着込むので油断しがち。すぐに薄着の季節はやってくるので、常に体を整える意識を持ちましょう」

この記事を書いた人

東京在住のライター・エディター。『smart』『sweet』『steady.』『InRed』など、ウィメンズ、メンズを問わず様々なファッション誌やファッション関連のwebでライター&編集者として活動中。写真集やスタイルブック、料理本、恋愛心理、インテリア関連、メンタル&ヘルスケアなどの本の編集にも携わる。独身。ネコ好き。得意ジャンルはファッション、ビューティー、インテリア、サブカル、音楽、ペット、料理、お酒、カフェ、旅、暮らし、雑貨など。

Instagram:@remisatoh

Website:https://smartmag.jp/

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