「性欲も精子力も骨を鍛えるとUP?」話題の若返りホルモン『オステオカルシン』の“驚がくの”秘密とは
執筆者: ライター・エディター/鈴木恵理子
骨が出す若返りホルモン「オステオカルシン」とは?
骨を作る骨芽細胞から分泌される代表的なホルモンが「オステオカルシン」。もともとは骨のリモデリング(古い骨を壊して新しい骨に入れ替える)を調整する役割が知られていました。でも近年のマウスを使った研究で、このオステオカルシンが男性ホルモン=テストステロンの分泌をアップさせることが判明。つまり「精子の形成」や「性欲の維持」に直結しているんです。仕組みをざっくりいうと、オステオカルシンが精巣の“ライディッヒ細胞(精子を作る工場のような部分)”に働きかけ、テストステロンの分泌をブースト。精子の数や質をサポートし、性欲の維持にもつながる、と考えられています。つまり、オステオカルシンがしっかり分泌される=生殖能力がパワーアップする可能性があるわけです。骨がホルモンを通じて“精力”までコントロールしているなんて、驚きですよね。
生殖能力だけじゃない!「オステオカルシン」への期待
研究が進むにつれ、オステオカルシンには全身をサポートする多彩な効果が期待できることが分かってきました。
・骨の石灰化を促し、骨を強くする
・膵臓に作用してインスリン分泌を促す
・脂肪細胞に働きかけ、血糖コントロールを改善
・筋肉のエネルギー利用を助けて運動能力アップ
・ストレス反応時に分泌され、体を“戦闘モード”に切り替える
・動物実験では記憶力アップの効果も報告
骨から分泌される少しのホルモンが、体全体のパフォーマンスを底上げ! まさに「若返りホルモン」の名にふさわしい存在です。
この記事を書いた人
11年間の編集プロダクション勤務を経て、2011年よりフリーランスに。雑誌やムック、ウェブなどで、ヘアやビューティページを中心に活動中。暮らしに役立つ実用系やメンズのビューティ記事の経験も豊富。好物は古物や古道具。
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