90年代のエイプ名作集合!スカルTやBABY MILO®など伝説アイテムを振り返る
執筆者: エディター・ライター/齊藤美穂子
BATHING APE 21ST CENTURY TEE[1996年]
NOWHERE3周年の缶にも入っていたステッカーで、原宿の「NOWHERE」のショーケースに貼られていたものをTシャツに昇華。Tシャツ用にデザインされたものではなく、グラフィックが先行した初期らしいプロダクト。このアイテムにはビスネームはない。
The story of Pissname
今となっては定番の袖のピスネーム。初期の頃はすべて手縫いで対応していたため、発売タイミングに間に合わず、付いていないものも混在している。初期ならではの、人力ゆえのばらつきこそ、アーカイブの面白さ。
① 初期のピスネームは®が左に。
② 現在のピスネームは®が右に。
③ 2000年代初期、1シーズンのワンロットのみ採用された挟み込みではなく縫い付け型のピスネーム。レア度高め。
ピスネームが縫い付け仕様③のTシャツは、洗濯をした際にめくれないようにとの配慮で裾の折り幅が3.5cmと太め。ディテールへのこだわりで、修正を繰り返し、常に少しずつアップデートされている。
この記事を書いた人
出版社でファッション誌の編集を経て、フリーエディター兼ライターに。現在は雑誌や書籍、Webなどをメインに、幅広いジャンルで記事を制作。 趣味は陶芸と金継ぎ、料理、旅。2020年に移住し、湘南暮らしを満喫中。
Instagram:@hana0910
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お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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