ももクロ・玉井詩織が語る20年と30歳の今──二作の写真集『たまゆら』『しおどき』に込めた“ありがとう”
執筆者: ライター/石野志帆
アイドルとして第一線を走り続けてきた、ももいろクローバーZの玉井詩織さんが、芸能活動20周年&30歳の節目に、初の写真集を二作同時リリース。南国の風景の中で自然体の魅力を収めた『たまゆら』と、脚本家・生方美久さんによる書き下ろしストーリーのもと3人の女性を演じ分けた『しおどき』。まったく違う二作を通して、「今の私」をさまざまな角度から表現している。写真集に込めた思いや、最近芽生えた“個人で表現すること”への意識の変化まで、インタビューで語ってもらった。
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すっぴんも、役になりきった姿も。今の私を全部見せた
ワンピース¥49,500/アディクシー(THÉ PR)、ピアス¥34,100、ブレスレット¥14,850/LOHME、リング¥27,500/CESOI、シューズ¥10,900/チャールズ&キース(チャールズ&キース ジャパン)
――芸能活動20周年で初めての写真集ですが、発売が決まったときどんなお気持ちでしたか?
玉井詩織(以下、玉井) 写真集はアイドル活動とすごく密な関係にありそうですが、私たちのグループは意外と無縁でその“王道”を通ってこなかったので、芸能活動20周年にして初めての写真集という形になりました。自分にとっても30歳という良い節目で初写真集を出すことができて、本当に嬉しかったです!
――二作同時発売というのは珍しい試みですね。
玉井 ももクロの他のメンバーも、ちょうど30歳のタイミングでそれぞれ記念の写真集やスタイルブックを出しているんですが、みんなとの違いをつけられたらファンの方にも喜んでもらえるかなと思いました。私は好奇心が旺盛でいろんなことに挑戦したいタイプなので、全く種類の異なる写真集を二作同時に出すというのが自分らしいですし、ファンの方も驚かせることができるかなと思いました。
玉井詩織1st写真集「たまゆら」©SDP
玉井詩織1st写真集「たまゆら」©SDP
――それぞれの見どころはどんなところでしょうか?
玉井 『たまゆら』のほうは、等身大の玉井詩織を見ていただけると思います!私自身旅行が大好きですし、夏生まれということもあって「夏が似合うね」と言ってもらうことが多いんです。今回、ベトナムのフーコック島で撮らせていただいたんですが、「素の自分に合ってる場所だな」と思い、ロケ地に選ばせていただきました。旅行中の表情とか、寝起きっぽい写真とか、水着や少し大人っぽい肌着もあったりして、これまでにない表情を見ていただけるかなと思います。『しおどき』の方はストーリーが乗っているので、自分の中で少しギアが変わっている部分があります。ドラマや映画の撮影のような感じで撮ったので、表情の作り方や衣装も、役柄に応じたファッションなんです。私自身に役が乗っかっている状態なので、それによって引き出していただいた表情も楽しんでもらえると思います!
――今回出された写真集の中で、ご自身としてお気に入りの写真を教えてください。
玉井 『たまゆら』の表紙にも使われている朝のカットが好きですね。本当にすっぴんで、ほとんどメイクもしていない状態で撮ってもらったんですけど、等身大の今の自分だという感じがして好きです。実際に朝に撮ったカットですが、綺麗な自然光のもとで「いま起きたぞ」みたいなシチュエーションを普段でお見せする機会はないので、そういった“無防備な姿”みたいなのを新鮮に見ていただけるかなと思います。
玉井詩織1st写真集「たまゆら」©SDP
この記事を書いた人
TV局ディレクターや心理カウンセラーを経て、心を動かす発見を伝えるライター。趣味はリアリティーショー鑑賞や食べ歩き。海外在住経験から、はじめて食べる異国料理を口にすることが喜び。ソロ活好きが高じて、居合わせた人たちの雑談から社会のトレンドをキャッチしている。
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