コンビニなのにレコードがバカ売れ中? 浜町で話題の“レコードコンビニ”が世界中から注目されるワケ
執筆者: ライター・コラムニスト/ミクニシオリ
安価に売るのは「レコードをもっと身近に感じてもらいたいから」
コンビニでの接客やイベントを通して「これから時代をつくっていく若年層にもレコードの魅力を届けていきたい」と語る進藤さん。コンビニに置いてあるレコードの多くは、進藤さんがレコードのほうがCDよりも安かった時代に、二束三文の価格で買い集めたというコレクションの一部なんだとか。安価で大量に仕入れられた過去のストックがあるため、手頃な価格で提供することが可能となっています。
進藤 レコードコンビニのコンセプトは、お手頃なレコードと、コンビニ商品を一緒に買ってもらうような手軽さを提供することです。そのため、非常に高価なレコードは店頭には置かず、必要であればECサイトやオークションに出すなどして、意図的に高値のレコードを避けるようにしています。レコードコンビニでは、1枚100円からレコードが購入可能です。有名な曲や昔のアイドルのレコードなども、場合によっては相場より安く展開していて、時々お客さんから突っ込まれることも(笑)。コンビニとしても、レコード屋としても真っ直ぐとは言えない商売の仕方をしていますが、この活動をきっかけに、レコードを聞いてみようと思える人がもっと増えたら、本望です。
店頭では、奥のDJブースを利用してレコードの視聴も可能。あなたもぜひ、店内でお弁当を食べがてら、お気に入りのレコードを探しに行ってみては?
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この記事を書いた人
ファッション誌や週刊誌、WEBメディアなどで幅広く活動。女性向けのインタビュー取材や、等身大なコラム執筆を積極的に行う。いくつになってもキュンとしたい、恋愛ドラマと恋バナ大好き人間。
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