smart Web

  • facebook
  • X
  • Instagram
  • Pinterest
  • Youtube
  • LINE

smart 最新号

smart2025年12月号(通常号)

smart2025年12月号(通常号)

2025年10月24日(金)発売
特別価格¥1,650(税込)

smart 最新号を見る

閉じる

コンビニなのにレコードがバカ売れ中? 浜町で話題の“レコードコンビニ”が世界中から注目されるワケ

執筆者: ライター・コラムニスト/ミクニシオリ

若者もレコードにハマる、今らしい理由

ヤマザキショップ上総屋の店内はまるでコンビニとは思えない

進藤 DJイベントや教室には、近所のレコード好きだけじゃなく、若い方も来てくれています。僕も若い頃からレコード界隈に顔を出していますが、最近は若年化が進んでいる印象です

イベントやショップを訪れるお客さんには、レコードの全盛期に生まれていない高校生や、20代前半くらいの世代も多いそう。レコードは若い世代にとって、どんな魅力があるのかを聞いてみました。

進藤 現代は、サブスクリプションで音楽を聞くことが当たり前。音楽が手軽に聴ける時代になった一方で、若い世代からは『アナログなものとして持っておきたい』というニーズが高まっていますね。レコードジャケットの大きさも魅力の一つで、コレクションとして飾って所有欲を満たす目的で購入する人も多いです。中にはプレイヤーを持っていなくても、ダウンロードコードが付いているため、デジタルの音源は持ちつつ、物理的なレコードを所有する人もいるほどです。

それだけではなく、“ディグる”楽しさに宝探しのような体験を求めている人もいます。 安価で見つけられたときの喜びも格別ですし、インターネットで簡単に相場で買える時代だからこそ、リアル店舗での偶発的な出会いや発見が価値を持っていると思います。それになんと言っても、アナログならではの音の良さや音の鳴り方に、知らない時代の温かさを感じるという若い子もいます。

レコードコンビニでは、1枚100円からレコードが購入可能

レコード店では、店主や店員、他のお客さんとのコミュニケーションが生まれます。好きな音楽の話で盛り上がったり、知識がない人でも店員におすすめのレコードを選んでもらったりと、人との繋がりを通じて新たな音楽やジャンルに出会えることも大きな魅力です。レコードコンビニも、若者が気軽に入りやすいレコード店の一つ。昔のレコード店のような敷居の高さはなく、気軽に話せる雰囲気の店が増えていることも、若者が入りやすい理由、と進藤さん。

進藤 デジタル音源とは異なる、レコードならではの音の温かさは、一度その音を体験すると“人生が変わった”と感じる人もいるほどです。デジタルが主流の現代だからこそ、アナログならではの音質が改めて評価されていると思いますね。

この記事を書いた人

ファッション誌や週刊誌、WEBメディアなどで幅広く活動。女性向けのインタビュー取材や、等身大なコラム執筆を積極的に行う。いくつになってもキュンとしたい、恋愛ドラマと恋バナ大好き人間。

Website:https://smartmag.jp/

執筆記事一覧

この記事をシェアする

この記事のタグ

10

09:00

smart Web の
記事をシェア!

この記事をシェアする

関連記事

「マツケン福袋」が豪華絢爛すぎて思わず爆笑!ファミマで元旦から手に入る…3,000円分クーポンと金ピカグッズの全貌公開

モデル星嵐が語る“リセットの時間”――日常から一瞬で離れる「旅」と「アンダーグラウンドミュージック」の魅力

爬虫類ガチ勢、フロサポ、ホラーオタ…モデル中山エマの“推し活”の幅が広すぎ!

XGファンのフェスファッションがすごかった!「Coca-Cola X Fes 2025」来場者スナップで見る推しコーデ最前線

ファミマ「月見背徳メシ」がヤバすぎ!卵×背脂×にんにくの秋限定“食欲の暴走”メニュー実食レポ

RIP SLYMEが語る「まだ何者でもなかった頃」原宿で駆け抜けた1990年代ヒップホップ

smart(スマート)公式SNS