知らないと損する「日傘の選び方」を傘ソムリエが伝授!“歩く日陰”を作って酷暑を乗り切ろう【日傘男子、増えてます】
執筆者: ライター/未央
傘の寿命って?長持ちする秘訣は○○すること!
――私の愛用している日傘が3年目を迎えて、そろそろ新しく買ったほうが良いのかな……なんて思ってはいるのですが、替え時がわからなくて。そもそも日傘の寿命って決まっているのでしょうか?
土屋「正直、裏のコーティングが破れない限りは使用可能です。ただ、買い替えの具体的な目安としてお話しさせていただくのであれば、例えば明るい色であれば1年から2年、暗めの色であれば2年から3年と言われています。畳む際に傘の折り目に触れることで、折り目部分が傷んできて剥がれてきたりしてしまうんですよね」
――なるほど。具体的なチェック方法はあるのでしょうか?
土屋「セルフチェックの項目は3つ。『折り目部分の汚れがひどくないか』『開閉がスムーズであるか』『生地に穴が開いていないか』というところですね。この中の2つでもあてはまったら、そろそろ替え時ですよとご案内しています。特に重要なのは『開閉がスムーズであるか』という点です。開閉時にどこか引っかかったり、スムーズに動かなかったりするのは、故障の前兆であることがほとんど。そのまま使い続けると、思わぬ怪我につながる可能性もあります。そのため、開閉不良が見られた場合は、すぐに買い替えを検討することをおすすめします。安全のためにも、このポイントは特に注意して確認してくださいね」
開閉部分は念入りにチェックを!
――早速自分の日傘でもチェックしてみます!ちなみに、日傘を長持ちさせる秘訣もあるのでしょうか?
土屋「できれば靴やバッグと同じように、数本持ってローテーションしていくのがベストですよね。あとは、使用したあとのお手入れも大切。例えば雨にあたった場合は、傘の表面の水滴はきれいにパサパサときっていただいて、できれば風通しのいい日陰に置いていただくのがベスト。お家のスペース的に難しい方は、浴室乾燥を使用して乾かしてからしまっていただければと思います。傘の汚れが気になる場合には、38度から40度ぐらいのお湯を傘が開いた状態で30秒ぐらいかけてあげると、傘の表面についている手の油や埃も落ちて長持ちしますよ」
この記事を書いた人
ウェブメディアを中心に活動。グルメ・ビューティー・おでかけ情報など幅広いジャンルを担当している。女性ならではの視点を活かした記事が特長。趣味は食べ歩きと呑み歩き、キャンプや旅行など。
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