【BE:FIRST】MANATOが着たい夏Tは“ファミマ”!? 無地T派のリアルなTシャツ論
執筆者: エディター・ライター/齊藤美穂子
smart7月号の表紙には、4月から7月にかけてグループ初の海外ツアー『BE: FIRST World Tour 2025-Who is BE:FIRST?-』を行ったBE:FIRSTからSHUNTOさん、RYUHEIさん、MANATOさんの3人が登場!今回は、MANATOさんの真夏にピッタリなTシャツの着こなしとインタビューをお届けします。
【BE:FIRST】SHUNTOが惚れ込んだ「ヴィンテージ黒T」。NYと下北で“運命の1枚”を探す旅
※この記事は2025年5月23日に発売した2025年smart7月号に掲載した記事を再編集したもので、記載した情報もその時点のものです。
BE:FIRST・MANATO/ビッグシルエットで着るアーティストTシャツ
古着やヴィンテージ市場でも人気のアーティストTは、ストリートのマストアイテム。ヒップホップやバンドなど好きなカルチャーからお気に入りのグラフィックを見つけよう。
音楽から広がる可能性を肌で感じながら
――最新シングル「GRIT」「夢中」は、まったく異なる方向性を持ったコントラストのある楽曲ですね。
MANATO 「夢中」は純粋なラブソングでゴスペルの要素が盛り込まれています。僕自身はゴスペルを学んできたこともあって親近感がある曲ですし、自分がベースラインを歌っている上で、それぞれのフェイクやアレンジが重なり合うメロディが個人的に好きなポイント。
一方で「GRIT」は、2000年代のヒップホップカルチャーへのリスペクトが込められた楽曲で、シンプルに僕らが大好きな世界観。ヒップホップというカルチャーへの愛やリスペクトを持っているのが僕らの個性であり強みでもあるので、それを前面に出した作品です。浮き沈みのない淡々としたメロディーの中で、いかに自分らしさを表現するかが新しい挑戦でした。細かいところでいえば、声の鳴りを意識して、響かせるところに鋭くスパッと当てに行く。そういった技術を駆使したつもりです。
――個人として、刺激を受けるものは?
MANATO ワールドツアー中ということもあって、現地の方とのコミュニケーションにすごく刺激をもらいます。まず日本から来たというだけで、例えば漫画やアニメを切り口に話題が広がっていくし、日本を好きでいてくれる人たちが世界にはたくさんいるんだと肌感覚で知ることができました。
「ボーイズグループをやっている」と話せば、その場でInstagramやYouTubeをチェックしてくれる。見知らぬ人と一対一の距離で対話する機会ってなかなかないので、貴重な経験でしたし、何より楽しかったです。4月のアメリカ公演ではNBAを観戦して、音楽とスポーツの密接性を実感したし、音楽から広がっていく未来や可能性みたいなものに励まされました。
――海外では、現地でアーティストTシャツを探しに行かれるそうですが、この夏に着たいTシャツは?
MANATO アーティストTも好きなんですけど、無地のベーシックなものがやっぱり一番着やすいですね。今は丈が短めで、ボトムにバギーパンツを合わせたりするシルエット感が好き。小さなロゴが入っているシュプリームやGILDANあたりをよく着ます。ファミマで売っている無地Tもめっちゃ評判がいいので着てみたいです。
――最後の質問です。MANATOさんが今思い描く〝野心〞とは?
MANATO 個人で言うと、大好きなバスケットボール関連の仕事に関わらせていただく機会が増えて、最近では解説を求められることも。プレイヤーとしての経験はないからこそ、専門的な領域に足を踏み入れる以上、知識や理解の浅さを中途半端なままにするわけにはいかないなと常に思っています。“好き”が仕事になったときに、それに見合うだけの準備や学びが必要で、好きだからこそ安易な気持ちでは関われない。
音楽でいえば、ユニットの〈ShowMinorSavage〉での活動も活発に取り組みたい。BE:FIRSTは責任感を持って、バキバキに歌って踊っていくグループだとしたら、こちらはもう少しラフに自由に、遊び心を持って音楽と向き合える場所。二つの軸を行き来する中で、生まれる表現も見える景色も変わってくる。そうやって得た気づきを、もう一方の場で生かす。その積み重ねで自分自身の幅も広がっていく実感があります。
この記事を書いた人
出版社でファッション誌の編集を経て、フリーエディター兼ライターに。現在は雑誌や書籍、Webなどをメインに、幅広いジャンルで記事を制作。 趣味は陶芸と金継ぎ、料理、旅。2020年に移住し、湘南暮らしを満喫中。
Instagram:@hana0910
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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