「日焼け＝老化」って知ってた？医師が教える“男のUVケア”新常識！

実は一年中降りそそぎ、肌にさまざまな影響を与える「紫外線」。何もケアしないまま放置しておくと、肌老化が加速して老け見えにつながる恐れも！今回は、紫外線対策についてドクターからアドバイスももらいました。

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教えてくれたのは美容皮膚科医・赤岩優妃医師

紫外線対策は“ライフケア”の一部と考えて日々取り入れて

紫外線（UV）とは、太陽に含まれる目に見えない光の一種です。波長の違いにより3種類に分けられ、なかでも①UV‐Aと②UV‐Bが地上に降りそそぎ、肌に影響を与えます。

①は、肌の奥（真皮）まで届き、コラーゲンなどの細胞を破壊。肌にじわじわと影響を及ぼし、シワやたるみ、シミの原因になります。②は、肌の表皮に作用し、短時間で赤みやヒリヒリ感をともなう炎症（日焼け）を引き起こします。シミやそばかすの原因になる他、皮膚がんのリスクを高める要因にも。こういったダメージから肌を守るためには、紫外線対策がとても重要になります。

「UVケア＝女性の美容ケア」というイメージを持つ男性もいるかもしれませんが、これは大きな間違い。男性の肌は女性に比べ皮脂分泌が多く、紫外線による酸化ダメージや炎症の影響が強く出やすい傾向があります。「清潔感がない」「疲れて見える」といった印象につながることもあるため、男性も日頃からのケアを心がけましょう。

紫外線対策としておすすめなのは、「日傘」です。紫外線を直接遮ることができるのに加え、暑さによる体への負担も軽減できます。発汗量を抑えられることでニオイやムレを軽減できたり、頭皮を守ることができるなど、メリットがたくさん！　

合わせて「日焼け止め」も、肌に直接塗布することで紫外線ダメージを防げるため、ぜひ取り入れて紫外線対策は“ライフケア”の一部と考えて日々取り入れててください。

実は、紫外線は曇りや雨の日でも降りそそいでいて、特にUV‐Aはガラスを透過するため、室内でも紫外線ダメージを受けてしまうことがあります。外出しない日も含め、朝のUVケアは習慣化しましょう。また、受けてしまったダメージのリセット＆回復ケアも大切です。化粧水やシートマスクでの保湿、内側からのビタミンCの補給など、アフターケアも行って。　

日傘や日焼け止めは、香水やスタイリング剤と同じ感覚で取り入れてほしい身だしなみルーティンのひとつです。紫外線ダメージは、浴びた直後よりも数年かけて徐々に肌に現れるため、今の対策が5年後、10年後の肌を守ることにつながります。自分を大切にする習慣として、取り入れていきましょう。

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